カメラを本格的にやり出してからモノクロームをよく撮るようになった。 いや今では半分近くはモノクロで撮ってるかもしれない。 特に街中でのストリートフォトが増えてからその傾向は顕著で「色ってはたしているのかな・・」と思うこともよくある。

(実際には色が欲しい時もあってこれが悩ましい)

shibuya XH1、zeiss touit32mmf1.8

 今、所有しているカメラは3台、FUJIが2台とM型ライカ1台なのだが今年中になんとかもう1台 ”Leica M Monochrome” が欲しい。 現行のMモノクローム246は新品で買うと100万を超えるからもちろん中古なのだが、今のCMOSではなく、ひと昔目のCCDを買おうと思っている。 しかしそれでも50万近くはする。


国産の最新鋭のカメラが買えてお釣りが来る価格である。 それでもあえてLeicaのモノクロの世界を体験してみたいのだ。 



somewhere in tokyo Leica M 262、Leica summicron 50mm f2


きっと技術が要求されるだろうね。 光と陰の描写が決まれば忘れがたい絵になるし、逆に色がない分ごまかしが効かない。 その世界に踏み込んでみたいと思う。 50万なら安いもんかもしれない。


Bio-s apres-midi XH1、XF56mmf1.2

人生長いようで短いよ。 50過ぎたら刹那に生きようよ(笑)


Kaz


サクラが好きだ。 サクラは日本人にとっても私個人にも特別な花。 梅や桃もそれなりに美しいが、サクラに取って代われるものでは決してない。 サクラはサクラなのだ。


Meguro river XT2、XF90mm F2


3月の声を聞くと同時に気象庁の開花予想から始まり、標準木とされる木の下にスーツ姿の大のオトナが人差し指で咲いてる花の数を数える。その周りには大勢の見守る人とマスコミ。 そしてその日は開花宣言がなされぬままに周りから失望のため息が漏れる。


世界広しと雖もこんな国は日本だけだろう。 外国人からみたら奇異の世界だが、私はこの毎年繰り返される光景がなんとも好きなのである。 日本人で良かったと思う。


Urui river XT2、samyang 8mm F2.8 fisheye

サクラのどこだ好きか? と問われればその「儚さ」だろう。 パッと咲いてパッと散る。「潔さ」と言ってもいいかもしれない。 そこにある種の無常を感じて常に自らを重ねてしまうのである。 サクラは散りゆくときこそ美しい。 

Shibuya Tokyo XT2、XF90mmF2


サクラを見てから死にたい。 いつもそう思う。 それが叶うかはわからない。 

でもそうなれたらこんなに幸せなことはない。 


これが最後になるかもしれない・・そう思いながら今年もシャッターを切る。 来年もどんな状況でもまたサクラが見られますようにと願いながら・・。



Kaz


ヤギを飼い始めて5年ほど経つ。 きっかけは今年高校を卒業する息子の耕人(こうじん)が14歳の時に誕生日に山羊が欲しいといったことにある。 ちょっと探して近所の牧場から譲ってもらった1歳ちょっとの雌山羊、名前はチャオという。 私たちがつけたわけではなくもう名前がついていた。 シバ山羊の雑種で珍しく無角であった。


 life with goats Leica Q(Typ116)

もらわれてきたのが4月で、その時は全く気づかなかったのだけれど、実はお腹に子供がいて7月には突然出産した(笑) 全く初めての経験で戸惑ったのだけれど生まれた子は当然ながらカワイイ存在で、またチャオがいきなり発揮した母性も新鮮に見えて、それから自然とチャオの家族という家系が増えていくことになる。


maman et sa file XH1、XF55-200mmf3.5-f4.8

一昨年の夏は出産ラッシュで合わせると9頭も産まれ、全部で15頭、牧場でもはじめるなら別だが、流石に趣味で飼うには多すぎる頭数である。 一方で多くの子山羊を事故や病気で死なせた。 


山羊の魅力ってなんだろうなと思う。 どんな動物もそうかもしれないがそれぞれに性格が違う。 通常は2頭で産まれてくるが皆個性がある。 大概は自己中でイノセント。まぁ本人はそう考えてるわけでもない。


遊んで食べて排泄をして交尾して子孫を残す。 我慢とかしない(笑) 感情の赴くままに生きてる感が好きなのかもしれない。 そう生きたいと思ってもできない人間社会の悲哀なのかな・・


年老いたら(もうその序盤なのだけれど)経済動物としての山羊と共にもっと田舎で暮らせたらいいなと思うね。 誰も邪魔されずに慎ましく穏やかにね。



she has no name XT2、XF56mm f1.2

Kaz

2020 by  KAZUHIRO MATSUKI PHOTOGRAPHY.

 

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